HUCK FINN LIVE REPORT

1999/10/13(WED)
SUCCESS? TOUR '99


[GELUGUGU(東京)][小島][宇頭巻(大阪)][SPIFFY MAXIBOPPER33][TOMATO JELLY][スパーストロー]

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♪Sound
 Title:SUCCESS?
 lyrics&music:GEN
  ●リアルオーディオVer.5 版以上 STEREO/137KB/53sec
  ●SoundVQ版STEREO/524KB/53sec

レポートNo.1

小雨の降りしきる中、いよいよ始まった「SUCCESS TOUR '99」 IN 名古屋!!
もー、もり上がるコト間違いなしって感じで、お客さんの数もハンパじゃないっ!!とにかく始まる前からみんなテンションあがりっぱなしで、スタートを待つばかり。

[スパーストロー LIVE!]

 そんなカンジで、いよいよ6:30一番目のバンド、スーパーストローが始まった。
最初のうちはなんかお客さんもそんなにノッてなかったけど、じょじょにヒートアップ。メンバーのMCも絶妙で、盛り上げるのうまいなーって思う。 「関西のバンドが全部おもろい思たらあかんで〜 うちらMCへたやねん」ってメンバーは言ってたけど、充分おもしろかったです、はい。曲を知ってるお客さんもちらほらいたみたいで、後半はけっこう盛り上がってた。なによりもメンバーがすっげー楽しそうにライヴやってたのがよかった。でもしきりに「京都からきました」っていってたのはなんでだろ? とにかく今日のスタートにふさわしいバンドだった。

[tomato jelly LIVE!]

 さて2番目は、最近大ブレイク中のTOMATO JELLY。
地元の子たちも待ってましたと言わんばかりに、前に押し寄せて、1曲目からもー飛びまくり手上げまくりで、フロアはすごいことになってた。トマトのライヴは3〜4回しか見てないんだけど、見るたびに良くなっててこれからが楽しみなバンドのひとつ。さて、ライヴはというと、まずVoのかいだ氏はホンとに客を盛り上げるのがうまい。そしてみんな楽しそう。(基本的にこういうジャンルってそういうもんなのかな?どーなんだろ。) そして一度もテンションさがることなく後半戦、みんなおまちかねの[BEER SONG]。Dr恩ちゃんのコーラス炸裂で、お客さんも大爆発!そのままラストまで大疾走!最後にかいだ氏は客席にダイブ! いいライヴ見せてくれました。

 そのいきおいで3番目だー、と思いきや15分位メンバー誰も出てこなくってセッティングもできなくて焦りました。どこいってたんだろ?というわけで何とか無事はじまったSPIFFY MAXIBOPPER33。
見るのは2回目なんだけど、前はパーカッションと DJ がいたのに今回はシンプルな4人編成。まあ音的には前と変わらずストレート(?)なミクスチャーといった感じで演奏も安定してる。前の2バンドとは打って変わって大人の雰囲気が漂ってました。今回は全体的にイマイチノリきれてなかったかなって思ったけど、CDも出てるみたいなので気になる人はチェックしてみましょう。

[SPIFFY MAXIBOPPER33 LIVE!]

 そして4番目、日本のミクスチャーハードコア界の真骨頂、宇頭巻の登場だっ!
初めてみたんだけど、演奏もさるコトながらとにかく音圧がスゴイ。1曲目からお客さんも暴れまくりでその人気のすごさを実感した。でもMCで突然Voの人がガンダムのこと話しだしたのにはビックリ。イメージと違う…。そんなことはさておき、ライヴはとにかくアツイ!お客さんと一体となって、とにかく盛り上げようっていうのがひしひしと伝わってきた。ミクスチャーもスカも楽しめる音楽ってコトに於いてはなんら変わりは無いみたいなことを言ってたけど、これをどう捉えるかはあなた次第。

[小島 LIVE!]

 そして5番目、小島の登場でいよいよ大詰め。
1曲目の[セクシーダイナマイト〜]から、とにかくすごいことになってました。ドリンクカウンターのちょい前くらいまで人が暴れまくってて、こんな光景ここ数年ハックでは見たことありません。さすが小島って感じです。ステージング、演奏、曲、どれをとっても文句無しっ。その人気のすごさも納得です。全6曲最後までメンバーもお客さんもハイテンションのままで、実は今日いちばんの盛り上がりだった。余談だけど、SAXのIZUMI氏と前に話してた時、名古屋に対するこだわりみたいなのを聞いたんだけど、今もそれは生きつづけてるんだなっと実感しました。

[gelgugu LIVE!]

 さぁ、ついに今日の主役GELUGUGUの出番だっ!
お客さんもちょっと疲れ気味かなと思いきや、そんなことぜんぜんなかった。絶妙なMCと、とにかくPOPな曲にのせられてみんな飛びまくってました。見せるライヴっていうか、お客さんをもりあげるツボを心得てる。何はともあれ、最後までほんと楽しそうだった。アンコールも三回くらいやっちゃって、みんな大満足。おつかれさまでした。

 そんなわけで、6バンドすべて終了。好きな人にはたまらない一日だったんじゃないかと思う。ただ残念だったのは、フロアのごみの多さや、外でたまったりしてなかなか移動してくれなかった人が多かったコト。決まり事や、ルールとかそれ以前の基本的な事だと思うんですけど……。                        (HUCK FINN STAFF)


レポートNo.2

どのくらい人はいるんだろう、と思いながら会場に入ると、もうすでに会場は人でいっぱい。座ることもできず、しばらく立って待ってました。

で、始まりました、1つ目のバンド、スーパーストロー。正直言って、スーパーストローは、名前も曲もはじめて聞いたんだけど、なかなかかっこよかったのでは。ホーン有りのスカでした。スカ好きな人は聞いてみては?って、、、知らなかったのは俺だけ? また聞いてみたいっす。

で、次は楽しみにしていたTOMATO JELLY。自らのレーベルSUSTEENからの1stアルバムの売り上げも好調のようだし、深夜番組「Break Out」でもランキングに入るなど、絶好調のようで。周りを見渡すとトマトTシャツ着てる子もちらほらいたりして。曲が始まると、なかなかの盛り上がり。暴れてる人らはみんなちゃんと曲を知ってるみたいで、TOMATO JELLY人気を再確認。最高だった!とか言ってる人がライブ会場とかネット上にいたりしたけど、ミスあり、ギターのトラブルあり、のライブでした。が、しかし、お世辞抜きに、いいバンドだなぁ、と思いました。次は最高のライブをみたい!

[SPIFFY MAXIBOPPER33 LIVE!]

3つ目はSPIFFY MAXIBOPPER33。今回のライブはゲルググのレコ発だそうで、ゲルググ、TOMATO JELLY、スーパーストローは、スカバンドなのに、宇頭巻と、このSPIFFY MAXIBOPPER33は、ミクスチャー。このバンド名前も曲もはじめて聞きました。あまり盛り上がらなくて残念。ギターの彼が、無表情でギターを引き続けていたのが印象的。(笑

次は宇頭巻。毎回アツいライブを見せてくれる彼ら。今回もさすがのステージ。やっぱり盛り上がりました。宇頭巻は、いつも客をあおるというか、盛り上げようというのが伝わるし、全力でこっちに向かって来てる!というのが伝わるとこが、いいバンドだなぁ。CD聞くよりライブのが全然いいね。ただ、ギターの音とかが、もっとちゃんと聞こえるといいのにな、と思うのは俺だけ?ハードコアっぽいバンドの場合、それはあきらめるしかない?

[gelgugu LIVE!]

そして、小島。小島にこの会場は狭かったかな。一番盛り上がったのに、それでも全然満足しないヒッチャメン。ヒッチャメン「いつから名古屋は東京みたいに後ろが盛り上がらなくなったんだ!?」地元だけに、他の場所でやるより、名古屋に一番盛り上がって欲しいのかな。その後も後ろの一部はそのまま盛り上がらず。それでも、一番盛り上がってたのに、ヒッチャメンは全然満足した様子なし。けど、客のほうは雰囲気もよく、みんな楽しそうに暴れたり、体動かしてました。

[gelgugu LIVE!]

最後、ゲルググ。1曲目、ゲルググファンも多く、盛り上がったけど、小島ほどは盛り上がらず。1曲目終わって、「半分以上小島ファンってことがわかりました」とか言ってました。(笑けど、演奏、パフォーマンス、曲が終わるたびにあるMC(しかもかなりおもしろい)、などなど、、、いいバンドだなぁ、と思いました。客を飽きさせないね。まだそんなにやってないのに、「じゃ、次、ラスト、、、」と言い出して、みんなが「えぇ〜〜〜〜」とか言ってたら、「ラスト4曲!」とか言ってました(笑最後最後の曲が終わって、メンバーが下がろうとしたらアンコールあって、2曲くらいやって、下がろうとしたらまたアンコールで、、、こんなこと、3回くらい繰り返しました(笑  ちゃんとファンの期待に答えるとこもさすが。

ライブ後、物販あったけど、みんなが捨てたフライヤーでフロアーは埋ってました。捨てる人はなんとも思わないのかな。ライブハウス側も、でかいごみ箱を置くとか、フライヤーは帰りに配ることにするとか、なにか対策はないのでしょうか。もちろん、捨てる人が悪いんだけど。


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